設計の考え方

住まいと人

古くから日本の住まいは自然との共生の中にありました

大きく張り出した庇は夏の日射を遮り、
冬は家の中へと暖かな光を取り込み、また雨風をしのぎます

外周にめぐらされた縁側は家の内外の干渉帯として
外部との交流を生み出し、冬には断熱の役割も持ちます

他にも断熱性の高い土壁、
蓄熱・保水効果の高い茅葺屋根などがあり、
古くなっても塗替え、葺替えなど継続的に使われ、
気候風土に合い、物を無駄にしない日本独特の住まい方の文化があります

これら日本独特の要素を現代に再解釈し、
クライアントの一生に一度の買い物として新築や改修のエッセンスとなるよう
設計に取り入れていく事が大切だと考えています

光・風・緑

人が生きていくうえで欠かせないものであると同時に安らぎや、活力の源とも言えます

住宅に於いて適切に気密性・断熱性を確保し、
賢く自然エネルギーを生かすこと

室内に光と影を作り、風を流し、大地・緑とつながり、
共生しているありかたが快適な住まい方だと考えています

材料の活用

材料そのものが持つ質感は、
空間を豊かに彩ってくれ、年月とともに味わいが出ます

古材の持つここちよい重量感やまるみ・温かみ、
鉄やアルミ・ガラス・石・タイルなど、さまざまな材料由来の質感、

これらの材料を高価にならないよう
工夫して組み合わせ、活用をしています